大人の決断をする真魚。
そしてラジカルさんデレる。
発売日に買いましたが、やっとちゃんと読み終わったので感想を書きます。
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あらすじと感想
以下ネタバレするかもしれないのでご注意ください。
やっと基と付き合えるかと思いきや、真魚の実の母親が真魚を迎えに来て、基との待ち合わせにいけなくなります。
それにしても、子供を捨てて出て行ったくせにヘラヘラして戻ってくるこの母親。 どういう神経をしているんでしょうね。真魚の実の母が現れたことは基に秘密にしているので、なにかあったらしいと感づいた基はとても心配します。 母親の寂しさも理解できる真魚は、今の家族のことも大切なのでとても悩み、再びケータイ小説に自分の心境を書き込みます。 それを読んだラジカルさんは、基の様子から真魚になにかあったことがわかったので、もう一度主人公の気持ちになって小説を読みなおします。
この小説が、基と中村家への気持ちが詰まったものだとわかったラジカルさんは、「空海」の名を真魚に返し、基に真実を告げる決意をします。 ラジカルさんから呼び出された真魚は、ラジカルさんのことを許し、和解します。 器が大きいですね、真魚は。
そして、実の母からの「一緒に暮らそう」という誘いを断ります。 ラジカルさんは基に、自分が「空海」ではないこと、そして「そらみ」ではなく「くうかい」と読むこと、自分が小説の作者ではないことをついに告げます。
そして、もう一度主人公のことをよく考えて小説を読んでほしいと告げます。 読みなおして、いろいろなことを理解した基。 くうかいをググって、空海の幼名が真魚だと知ります。 家族の協力で家で2人になった真魚と基。 実の母に会ったこと、基は小説を読んだことを伝えます。
過労で疲れ果てていた基は、どうやら告白っぽいセリフを言いながら、言ってる途中で寝てしまいます。 というわけでまた2人は付き合うことにはならず。
これまで非協力的だった大樹やラジカルさんも協力的になっているだけに、もどかしいですね。
次の13巻はクライマックスになりそうです。 楽しみですね。
最終13巻の感想も書きました!
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