これは恋のはなし 1巻 【感想】ネタバレあり

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これは恋のはなし

これは恋のはなし」の1巻読みました。
危険な設定ですが、面白いです。



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以下あらすじを交えつつ感想を書きますのでネタバレにご注意ください。

あらすじ

主人公はアラサーの小説家内海真一」。 スランプで田舎に越してきました。

ある日「捨てられていた猫を(ボロ家なので空き家だと思われていた内海の家の)庭で飼いたい」と言って女子小学生がやってきます。 人嫌いの内海ですが、少女の眼力に負けて「好きにしろよ」と言います。 彼女の名前は「森本遥」。 内海は遥の子供らしくない振る舞いをみて、興味を引かれます。 どうやら複雑な家庭の子供のようです。

内海は担当編集にはめられて、自分と高校生くらいになった遥を想像して恋愛小説を書くことになります。 スランプだったのに書けてしまった内海。 遥と内海は少しづつ打ち解けます。 ある日、内海の高校時代の友人ニューハーフのサトミが訪れます。

サトミは、遥に「真一のことが好き」という気持ちを自覚させます。
遥は真一に「真一さんのことが好きなんだと思います・・・わたし」と告白。

ある日、真一の家に寄っている遥を追って、学級委員の杉田くんが入ってきます。 杉田くんは遥が大好きなようです。しかし、杉田くんもマセガキ。 「場合によっては通報しますよ」と言って脅します。 遥に告白されている真一は、小学生相手にちょっと優越感をおぼえます。 しかし後日またついてくる杉田。 真一の心を抉るような言葉でガミガミうるさいので、「あの小娘がここに来なくなりゃ満足なんだろ?あ?」と言って・・・ 遥に「お前もうここには来んな。お前がいると迷惑なんだよ。」といいます。

原稿を落とす内海。 あからさまにスランプになります。 担当編集から遙の家庭のこと、遥が寝込んでいることを聞きます。 散歩に行った先で杉田が遥の家から出てくるところでばったり会います。 遥の家に上がることになった内海。 家政婦はいるけど両親は家にいない遥。内海はその孤独さを感じ取ります。

すごいツンデレ調の口調で遥に「帰って来い」的な事を言います。
遥はめちゃくちゃいい笑顔になります。
2巻に続く

感想

遥が自分の真一への気持ちを自覚したあたりから、恋する女子らしくとてもかわいくなっています。 完全に親子の年の差のある二人で、真一も今のところまっとうな性癖なようなので、恋愛関係には発展しないと思いますが、「これは恋のはなし」というタイトルですからね。 たぶん真一と遥の恋のはなしになるんでしょう。
そして辛辣な言葉で真一を攻撃した杉田が、まっとうな子供らしさを持っていてなんか和みましたw

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