花のち晴れ 花男NextSeason 3巻の感想とあらすじ ヤンデレ愛莉の暴走

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少女漫画

花のち晴れの3巻がついに発売されました!ハルト、アホだけど憎めないんだよなーw
3巻もおもしろかったよ!

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あらすじ(ネタバレ注意)

以下簡単にあらすじを書いています。 感想だけ読みたい方は下のほうへどうぞ。

2巻の感想とあらすじはこちら

 2016/8/5更新 最新4巻の感想を追加しました!

目次

「あんたって、男らしかったんだね」

2巻の終わりで、ハルトはラッキースケベ展開で、病院のベッドで寝ている音の胸を触ってしまいます。強烈なグーパンを叩き込んだ音。ハルトはKOされ、気絶してしまいました。

目が覚め、音と一緒に病院を後にするハルト。 神楽木のせいでひどい目にあったわけではないにもかかわらず、「全部俺が悪いんだ 何発でも殴ってくれ」というハルトに、音は驚き「あんたって男らしかったんだね」と返答します。 真っ赤になるハルト。

バイト先の「紺野さん」たちとダブルデート

またもやバイト先にやってきたハルト。 バイト先の「紺野さん」と彼氏の「ミータン」に誘われ、音と4人で遊びに行くことになります。 バッティングセンターに行ったり、もんじゃ焼きを食べに行ったり、楽しい時間を過ごします。

もんじゃを食べているところに、愛莉がやってきます。 涙を流しながら、「音に謝りたくて来た」と言う愛莉。 愛莉は謝りますが、ハルトは冷静に「勝手に来んじゃねえ」「本当に悪いと思ってんのかよ」と、冷たくあしらいます。
そして、音に「許すのか許さねえのかお前が決めろ」と言います。
金持ちを装っていた負い目もあった音は愛莉を許すことにします。

愛莉は音に抱きつき、友達になってくれる?と迫ります。
「友達はちょっと・・」と渋った音ですが、愛莉は秘密にしていた昔太っていたことをみんなの前で話し、信用度を上げてきます。

愛莉のトラップ再び

紺野さんたちが帰った後、愛莉は音に「ちょっとついてきて」といい、エレベーターでビルの地下に連れて行きます。音にライトを持たせ、暗い部屋に入らせます。
手のひらを返し、「あんたと私が友達になれるわけがないでしょう」と言って、閉じ込めた愛莉

部屋の奥には「馳天馬」がいました。
天馬は愛莉に、音が大変な目にあっていると言われて連れてこられていました。 音が無事だったことに安堵する天馬。

ハルトは、音を置いて戻って来た愛莉に、「江戸川は?」と行方を尋ねます。
愛莉は「ハルトがもっと傷つけばいいのに」「傷ついて私の前で泣けばいいのに」と言い、スマホで二人を監禁している部屋の防犯カメラの映像をハルトに見せます。

ハルトは本気で怒り「消えろ」「二度と現れんな」と愛莉に言います。
江戸川を助けにきたハルトに、馳は「二度と音を貶めるようなことをするなと言ったよな」「覚えておけよ」と言い、音を連れて帰ります。

愛莉失踪

晴に「二度と現れんな」と言われ、ショックを受けて失踪してしまった愛莉。 音のところにもコレクト5の「平海斗」から連絡が行き、ハルトのところに連れてこられます。愛莉がまたかまってほしいから失踪していると思っているハルトは探そうとしません

ハルトが愛莉の気持ちに気づいていないと分かった音。 ハルトにビンタし「愛莉さんのことは好きじゃないけどかわいそう」「こんなバカに」と言い、自分一人で探しに行った音。

ハルトがした子供の頃の話から手がかりを得て、隣町の廃工場で雨の中衰弱した愛莉を発見します。 強がって音に抵抗する愛莉。
ハルトを傷つけないで」という言葉を残して気を失います。

そこに駆けつけたハルト。 愛莉を抱えながら「ごめんな、愛莉」「気がつかなくて」「こたえられなくて」と言って謝ります。

ぶりっこしなくなった愛莉

愛莉失踪の一件でびしょ濡れになり、風邪をひいた音
寝込んで学校を休んでいるところに、愛莉が訪ねてきます。
音に対し自分を装わず、ぶりっこをやめた愛莉

「太るから」と、サプリで栄養をとってる愛莉に、江戸川は手料理を振舞います。
愛莉は晴に食べさせた時と同じようなリアクションをします。
にくめないなあ」と感じた音。

愛莉は「ハルトのこと傷つけないで」という自分の言葉を思い出させ、馳との関係を問いただします。答えを聞いた愛莉は「じゃあハルトにも希望あるね」といいます。 いきなり協力的になった愛莉。

愛莉は強引に、風邪をひいている音を「ホテルのオープニングセレモニー」に連れて行きます。 どうして?と尋ねる音に対し愛莉は「愛莉が退屈だからじゃん」と答えます。ツンデレだああ

会場に到着すると、コレクト5の面々が揃っています。
愛莉の発言で、ハルトを意識するようになった音。 ハルトも音のことを考えていました。 他人のことを「性格悪そう」と言った愛莉に、同時につっこんでハモった二人。 愛莉は「いい感じじゃない」と冷やかします。

そのホテルには大浴場が付いていて、時間ごとの男女の入れ替えがあります。 どうやらそこでもラブコメ展開になります。 そんな感じで3巻はおしまいです。

感想

口に出さないまでも、音にベタ惚れなのがよく分かるハルト
ハルトのいいやつっぷりが際立っていました。

無自覚にハルトのことを傷つけることが多かったですが、ハルトがいいやつだってことがだんだんわかってきて、態度が軟化してきました。

そして、愛莉の変化にびっくりです。 巻頭ではハルトを思うばかりに法に触る行為もする見事な「ヤンデレ」っぷりを発揮していましたが、廃工場でハルトが愛莉に向き合ってからは、ハルトと音を応援する立場に変わりました。 ライバル女子が友達になるというよくあるパターンですが、ヤンデレっぷりが凄まじかったのでこの変化にはびっくりしました。

あと、表紙は仲よさげな江戸川と愛莉なんですが、手に持っている工具?はなんなんでしょうか。途中で廃工場の場面が出てきたので、工具なんでしょうか。
読み返してみましたがこんな工具は本編には登場していませんでした。 どういうこと?

ということで、大きな波乱を乗り越えた音。
ハルトとの関係は、お互い鈍感なのでなかなか進展しなさそうです。
巻末の大浴場の話を見ると、これからさらに別のライバル女子が登場しそうな感じです。

3巻は愛莉のひどいヤンデレのおかげでちょっと読むのが辛かったですが、全体としてはとてもおもしろかったです。

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