ReReハロ 8巻の感想エツコ登場でリリコあやうし!?

表紙リリコかわいいです。この巻では湊の本物の家政婦「エツコ」が登場します。めっちゃ家政婦らしい名前w

ここからは簡単にあらすじを書いていきます。感想だけ読みたい方は下の方へどうぞ。

「湊のところに料理を作りに来ていたらリリコが大変では？」という家政婦「エツコ」の言葉に影響された湊は、リリコが疲れたそぶりを見せるとすぐに休ませようとします。湊がリリコの体力を心配していることを知ったリリコは、「私の体力なめてるでしょ」と言って、公園で湊を背負って走ります。リリコさんぱねえっすw

「エツコが来れるようになったからリリコはもう料理作りに来なくて大丈夫」と告げられたリリコは、若干寂しさを覚えます。

ついに湊の家でエツコに会ったリリコ。エツコがキッチンに入ると、リリコも手伝いに入ります。

湊の家のキッチンと湊の味覚を知り尽くしているリリコに、アウェイ感を感じるエツコ。美味しそうに食べる湊を見て、リリコは「あたしもまたごはん作りに来たらだめかな」と言い出します。

理詰めで反対するエツコ。リリコは負けずに「じゃあ半分こしましょ」と言います。
勢いに押されて了承するエツコ。

湊と付き合っていることは親にも秘密にしていたリリコですが、エツコがリリコの親に挨拶に行ったためについに親バレします。でも別れさせられることはなく、むしろ「玉の輿じゃねえか」と喜ばれます。

湊と付き合うことになったことを永遠に打ち明けようとしたリリコでしたが、何の話をされるのかわかった永遠は聞きたくなくて逃げ出します。
お互いに大事に思っているにもかかわらず気まずくなるリリコと永遠。

湊の暗躍（？）でみんなで動物園に行くことになり、わだかまりが取れることになります。そして、永遠は無自覚ですが、かなり秦のことが好きになっていることが動物園でのやり取りでわかってきました。

巻末にはリリコと湊のデートの話がのっています。お互いに気合を入れてデートに臨みますがうまくいきません。でも、最後にお互いの気持ちがわかっていい雰囲気に。

8巻でも湊のイケメンぷりは際立っていました。リリコのために、必要なところで助けを差し伸べる姿はとってもかっこいいですね。

この8巻の個人的な見所は中盤の「リリコと永遠、秦」の和解です。
人付き合いが極端に苦手な永遠、微妙な立場に置かれたリリコの内心の表現がとっても上手に描かれていました。

まだ無自覚のようですが、永遠は確実に秦に好意を抱いているようなので、この二人にも幸せになってほしいですね。

湊の働きでみんなの和解が実現するわけですが、湊の行動の動機が「リリコに笑顔でいてほしいから」っていうのもグッときます。というわけで、南塔子先生の物語の組み立てが上手だなあと思った8巻でした。

おすすめです。

7巻の感想も書いています

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