僕だけがいない街 1巻の感想 タイムスリップで真犯人を探し出せ!

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僕だけがいない街

いずれ読もうと思っていましたが、実写化&アニメ化されると聞いてとりあえず1巻を読んでみました。
作品についての予備知識0で読みましたがとっても面白いです!超オススメ!


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あらすじ(ネタバレ注意)

舞台は2006年

主人公は売れない漫画家「藤沼悟(ふじぬまさとる)」29歳
漫画を書きつつピザ屋で配達のバイトをしています。

藤沼はなにか危険な事故や事件が起きる少し前にタイムスリップできる特殊体質を持っています。 藤沼はその現象を「再上映(リバイバル)」と呼んでいます。

ある日バイトの途中リバイバルが起き、暴走したトラックから小学生を助け、配達バイクで対向車と正面衝突した藤沼。
それを目撃した一緒にバイトをしている「片桐愛梨(かたぎりあいり)」と仲良くなっていきます。

その事件をきっかけとして、藤沼が忘れていた18年前の誘拐事件の記憶が少しずつ蘇ります。 かつて藤沼の友達だった少年少女が誘拐された事件で、仲良くしてもらっていたお兄さんが犯人として捕まり、死刑判決を受けていました。藤沼はそれを機にトラウマを背負いました。

そしてある日、藤沼が母親と一緒にいたときにリバイバルがおきます。 少女を誘拐しようとしていた犯人は、藤沼の母親の顔を見て、バレたと思い犯行をやめます。 藤沼の母は犯人の目に見覚えがあり、いろいろ思い巡らした結果、今回の誘拐未遂の犯人は18年前の事件の真犯人じゃないかという仮定に到達します。

なんとか再捜査してもらおうと考えていた矢先、尾行されて家を突き止められた母は、何者かに刺され殺傷されてしまいます。 帰ってきて変わり果てた母を発見した藤沼。 救命出来ないと知った藤沼は犯人を追いかけますが、犯人の狡猾さに嵌められ、母親殺しの犯人に据えられそうになります。

追いつめられた悟は、リバイバルをおこすべく「思いっきり戻れ!」と念じます。 すると… 昭和63年。小学生時代にタイムスリップします。

感想

最初、主人公はただのつまらないアラサー喪男なのかと思いましたが、数ページ読み進めるとそんなことはないことがわかります。
暗く重いトラウマをかかえた主人公ですが、ヒーローのようにいろいろな人を助ける悟はかっこいいです。 そして人懐っこく無邪気な愛梨がかわいいです。

よくミステリーなんかだと最初いい人に見える人が実は犯人だったなんてことがあるので、愛梨だけは闇落ちしないでいただきたいですw 女子高生なので年齢的に犯人であることは決してないのですが。

個人的に怪しいと思うのはバイト先の店長です。 愛梨と悟を意味深に見つめるコマがあったので… とにかく面白いので皆さんにぜひお勧めしたいです!

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