子供はわかってあげない 上巻の感想 一夏で大きく成長する少年と少女

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子供はわかってあげない

去年話題になっていて、ずっと読みたいと思っていた本をやっと読むことができました。
悪意のある人が登場しない、優しい漫画でした


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あらすじ(ネタバレ注意)

主人公は水泳部の高2「朔田(さくた)」さん
そしてもう一人の主人公は書道部の「門司(もじ)」くん

朔田はある日、立ち入り禁止の屋上に誰かがいるのを見かけ、見に行きます。
屋上では門司がアニメの絵を毛筆で描いていました。 同じくアニメ好きの朔田は意気投合します。

朔田の家はステップファミリー。実の親父はどういう人なのかわかりません。 しかし、朔田のもとに届いたお札から、新興宗教に入っているらしいということがわかりました。

父に会いたいけれど、今の家族ともいい関係でいたいと思った朔田。 門司の兄が探偵だと聞き、父探しを依頼します。 そのあと、その宗教の人が門司の兄「明ちゃん」に「教祖がお金を持ち逃げしたようなので探し て欲しい」と、依頼にきます。その教祖は、朔田の父親でした。 明ちゃんは朔田の父にあうことができました。 朔田は水泳部の合宿に行っていることにして、こっそり父に会いに行きます。

父と打ち解ける朔田。 父親は人の考えていることがわかる超能力者なのでした。 朔田は明ちゃんからの依頼で、父が教団の金を盗んだか確かめることになります。 そんな感じで上巻はおしまいです

感想

門司くんがとても鋭いです。
明ちゃんより探偵むきのような感じです。

明ちゃんは「女になった元男」なんですが、善さんという古書店の主人のところに居候しています。 この二人もなんか謎の空気を出しています。

朔田のお父さん、危ない人なのかと思いきや、そんな感じはなさそうですね。 信頼できる人物のように思えます。

「子供はわかってあげない」とはなんのことなんでしょうか? 大人の都合を? じっくり読み込まないとわからないポイントがたくさんあると思います。

温かい気持ちになるこの漫画、是非読んでみてください。

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